採用担当者の疑問、転職市場に優秀な人材はいないのか?

2020年03月13日
採用のお悩み解決コラム

採用担当者の中には「転職市場には優れた人材はいない」と決めつけている人もいます。
この記事では、本当に転職市場には優秀な人材はいないのか、採用するのをためらうべきなのかについて解説します。

なぜ「転職市場に優秀な人材はいない」と言い切るのか?

冒頭で述べた「転職市場に優れた人材はいない」と決めつけている人に聞いてみたところ、その理由は以下のとおりです。
まず、転職を希望するということは「前職を辞める予定である、または辞めている」ことでもあります。
優秀な人材の多くは、このときに他社に引き抜かれているため、転職サイトや職業安定所を利用する人はそうではない人ということになります。
次に、本当に優秀であれば「自分で起業している可能性が高い」ことであり、つまるところ転職先を探しているということは自分で起業するつもりがない、その能力がないということになるようです。
つまり、転職サイトや職業安定所などの転職ツールを利用するということは、他社に引き抜かれず、起業するつもりのない人材しか残されていないというのが、この採用担当者の言い分なのだそうです。

筆者はそう思わない理由

しかしながら、私はそう考えるのはあまりにもつまらない論理だと思います。
転職市場の中にも優秀な人材は隠れていて、うまくいけばいくらでも優秀な人材を採用することができるはずなのです。
その理由は「前職がその人材に合っていなかった」というケースがあるからです。
例えば「営業担当」として採用するにあたって、役に立つ能力は「コミュニケーション能力」が挙げられますが、確かにコミュニケーション能力に乏しい人には営業の仕事は難しいと考えてしまうでしょう。
しかし、この人材には別の才能があり、その能力を活かせる仕事に社員として採用したら開花したという話は、決して珍しいことではありません。
前職では評価されなかった才能を見抜き、それを活かせるような採用活動を行えば、自社に貢献する優秀な人材を中途採用することができるのです。

職歴だけでは判断できない

例えば、以下の経歴を持った人を「営業職」として採用するかどうか判断するとしましょう。

・A社で新卒採用、営業職を3年経験
・A社を退職後、B社で中途採用、営業職を4年経験
・B社を退職後、C社で中途採用、営業職を2年経験して現在に至る

この職歴を見るにあたって、2つの考え方があります。
1つは「営業職の経験が豊富である」という考え方です。
もう1つは「この人は営業職が長続きしていないから、営業職に向いていない」という考え方です。
もし、あなたが優秀な営業職社員を採用したいと考えるのであれば、営業職の適性が高い人材を採用したいと思うでしょう。
上記の職歴を見るだけでは、本当にその人材が営業職に向いているのかどうか判断することは難しいです。
いくら経験が長くても、才能がなければその会社でも社員として貢献することは難しいでしょう。
社員としての適性を見抜くためには「適性検査」を行い、採用したい仕事の高い適性を持った人材であることを確認し、それまでの職歴にこだわり過ぎないことも重要です。

採用ツール制作・採用支援コンサルティングならR-Boxにお任せください!